火葬後、沢山の骨の中で一番大切にする部分は何処でしょうか?
それは最後に拾い、他の遺骨とは分けて納められる「喉仏」です。
出典:http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/009/533/98/1/RIMG0478.JPG
仏事では「喉仏」が非常に重宝される風習があると言われています。
何故、喉仏がここまで大事にされるのか、そのルーツを探ってみましょう。
【喉仏の語源・由来】
喉仏は、「喉骨(のどぼね)」や「結喉(けっこう)」と呼ばれていた。
「喉仏」と呼ばれるようになった由来は、その形状が座禅をしている仏様の姿に見えるためである。
宗派により異なるが、火葬場で骨上げする際、最初に歯を拾い、「足」「腕」「腰」「背」「肋骨」「頭部」の順序で入れ、最後に故人と最も縁の深い二人が喉仏を拾うのが一般的である。
その時に、喉仏の形がはっきりして仏様が座禅を組んでいる姿に見えると、「生前に良い行いをしていた」と言われる。しかし、カルシウム不足な人でも良い行いをしていれば、綺麗に喉仏が残るのか定かではない。
喉仏は英語で「Adam’s apple(アダムの林檎)」と呼ばれる。これは、アダムとイブが禁断の実を食べ、アダムの食べた木の実は喉に詰まり喉仏となり、イブが食べた木の実は乳房になったという話からである。
出典:語源由来辞典
出典:東洋医学の穴
確かに、人が座禅を組んでいる姿に見えますね。
人の体の中に「仏さまがいた!!」ということで大事にされるようになったようです。
そんな大切な大切な「喉仏」
保管の仕方、注意点はあるのでしょうか?
遺骨は湿気に弱くカビが生える可能性があります。
火葬後の遺骨は高温燃焼後に陶器製の骨壺に入れられ木製の骨箱に入れて保管されますのでほとんど無菌状態です。よほど悪条件が揃わない限りカビは生えませんが、高温多湿な場所で何らかの栄養が揃えば遺骨にカビが生えはじめます。カビというのは大変繁殖能力が高いもので条件さえ揃えばどこにでも繁殖できる可能性があります。
遺骨遺骨は桐箱に入っていれば桐箱が湿気を吸ったり吐いたりしますので湿気を防げますが、骨壺むき出しのままで保管していると外気を吸い込む可能性が高まります。陶器製の骨壺は密閉されているように見えますが、蓋と本体には大きな隙間があります。そのため、室内が暑くなると中の空気が膨張し、冷えると外気を吸い込みます。この時、外気と一緒に湿気も吸い込みます。
悪条件が揃ってしまい遺骨に少しでもカビが生えると、そこからカビは増殖しはじめるのですが、
遺骨には菌の繁殖に必要な栄養がほとんどありませんので爆発的には増えません。
ですが環境が悪いとそれなりに増殖します。
一度でも骨壺の蓋を開けたことがある方、遺骨を素手で触ったことのある方、
直射日光の当たる窓辺に置いてあった方などは要注意です。
出典:https://funkotsu-service.com/ikotsu_jitaku_hokan.html
最も縁の深いという事で納められた「大切な喉仏」、カビを生えさせるわけにはいきませんよね?
今、仏さまに生まれ変わった大切な「喉仏」を故人の形見として大事にお持ちする方が増えています。
Family Sceneの蝋人形では、大切な「喉仏」を「蝋人形」の中に入れ込んでありますので、無くなることも保存状態を気にすることも、問題は一切ございません。
Family Scene喉仏供養は、仏壇、お墓、納骨堂等の代わりとなります。
貴方の大切な大切な「あの人」の、安らかな眠りの場となる事でしょう。
お墓よりも身近に、仏壇よりもリアルに、「あの人」を感じられる次世代の真心供養です。
※お客様が丁寧に梱包し届けられた大切な喉仏を、そのままの状態で供養し蝋人形に入れ込みます。
喉仏・遺灰以外にも想い出の品々を入れる事は可能です。詳しくはお問い合わせください。
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喉仏供養・喉仏遺灰入り(国際特許出願済み)